日本人にはあまりなじみがないが、欧米では第一次世界大戦の休戦記念日である11月11日は、同大戦での戦没者を悼むのが習慣となっている。
イギリスやフランス、ベルギーではこの日は祝日。特に2018年は終戦から100年を迎え、フランス・パリで各国の首脳を招いて式典が開かれるなど、例年以上に平和を願う祈りに包まれた。
国を挙げて第一次世界大戦に思いをはせる一方、個人にも歴史あり。
第一次世界大戦を戦った曽祖父
平和な現在の世の中でごく普通に暮らしている人の中にも、かつてこの大戦を戦った者を先祖に持つ人がいる。
掲示板redditユーザーの「Fadawah」さんもそんな1人だ。
「Fadawah」さんの場合、曽祖父と祖父が第一次世界大戦に参戦したという。
休戦記念日のこの日、「Fadawah」さんは曽祖父が遺したあるものを手に、戦争で命拾いをしたひいおじいさんを思い、その後の血脈にまで思いを巡らせたに違いない。
公開された遺品がこちら。
These coins stopped a bullet and saved my great-grandfather’s life during World War 1 from pics
小銭に命を救われる
ご覧のとおり、かつてベルギーで流通していたコインが複数並べられている。
ただ微妙に形が歪んでおり、前のものほど著しく変形しているのがわかる。
一番手前のになると、銃弾の跡のようなものがはっきりと残っているではないか。
投稿にはこう綴られており、弾がコインに当たったおかげで曽祖父は命拾いしたという。
胸ポケットに入れておいたコイン
ベルギー人の曽祖父は大戦中ドイツと闘い、小銭は胸ポケットの底に入っていたそうだ。
また、別のアングルから撮影したコインも併せて公開されている。
The coins that saved my great-grandfather’s life during World War 1
この写真だと、銃弾がコインに命中した状況がより生々しく残っており、もしもポケットに小銭が入っていなければ…と思うと恐ろしい。
同投稿は12万ポイント以上を獲得し、寄せられたコメント数も1900個を超え大きな注目を集めた。
「おかげであなたの命も救われたのですね」「戦争を生々しく感じられる」「命って紙一重ですね」「ドラマだなあ」といったコメントが寄せられている。
(出典 news.nicovideo.jp)
<このニュースへのネットの反応>
【【まるでドラマ】ポケットに入れておいたコインで命が助かる!!】の続きを読む