こんにちは! てんもんたまごです。ねとらぼではライターのお仕事をしていますが、実はライターの仕事以外にも科学実験教室のアルバイトも続けています。
科学実験教室というのは、小学生向けの習い事の一つです。小学校~高校(まれに大学)の科学にまつわる実験を実際に行います。私のバイト先では、低学年ではアルコールランプを使って油からろうそくを作ったり、高学年では魚や眼球の解剖をしたりさまざまな気体発生を行ったりもします。
そんな中でアルバイトは、実験道具の準備をしたり、小学生たちの実験を手伝ったり、質問をどんどん聞いて理解や実験を進めやすくしています。その実験教室でのバイトも気が付くともう4年目に入っていましたが、今回はバイトを始めて1カ月くらいの頃のエピソードです。
「私の息子に失敗させないで!! お金払ってるんだから、教室での実験は絶対に成功させてよ!」という、生徒の親からのクレーム(漫画参照)。
もちろん小学生にできないような手順はカリキュラムにありませんし、「小学生レベルの実験で難しいことってあるの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、意外なことが一人の子どもにとっては苦手だったりします。
低学年でコインを回すための「デコピン」ができずに泣き出してしまった子がいましたし、何度かアルコールランプを使っていても火が怖いという子もいます。高学年でも紙をねじったことがなくて、こよりの作り方がわからない子がいたりもしました。
これらは決して「現代っ子はうんぬん」という話ではなく、ピンポイントでやったことがない経験があったりたまたま苦手だったりというだけなのです。
また、実験自体はうまくいっても、それを見て、何を感じて、どう結果を書き残すかも子ども次第です。そのため、例えば理科の問題集に書いてあるような「模範解答」を勧めて書かせるというような指導もしていません。その辺ももしかしたら当時の保護者の方と意識が食い違っていたのかもしれません。
●失敗はイケナイことなのか?
「失敗」は誰にとっても嫌だし、怖いものです。オトナになると「絶対にできない失敗」も出てきますし、失敗しても顔に出さずに続けないといけない時もあります(「失敗に萎縮して失敗ループ」はモロ私の体験談です)。防げる失敗は防ぐに限りますが、「失敗しても立て直すのが上手」「失敗してもカバーできる準備が済んでいる」「失敗してもへこたれない」ようになりたいですね。
ちなみに私は先週、油をひかずに目玉焼きを作ろうとしてアルミホイルに張り付いてしまうという失敗をしてしまいました。悔しかったのでそれから一週間、毎晩のように美しい目玉焼き(?)を目指して作っていますが、「ベーコンをひけばいいだけなのでは」と思い始めた今日この頃です。
(出典 news.nicovideo.jp)
<このニュースへのネットの反応>
失敗も科学には必要だというのに
教育の本質とは、失敗し慣れておくことなのに
失敗を許さないというのは極めて日本的なんだよなあ・・・
失敗=無駄ではないんだがね……
ニコも軌道修正必死で色々思うところがある。失敗をしたことが無いと言ってる奴の集まりは癒着隠蔽事なかれ主義が蔓延する。無矛盾な公理的集合論は自己そのものの無矛盾性を証明できない。失敗をする事で身につくものの大きさと多さがどれだけ大切か親は合理性をはき違えず子供と向き合ってあげてほしい。
自分だけ失敗して泣いちゃった?爆発とか起きない失敗なら気にしなくても
なんで息子限定なの?笑笑娘もいれろよ(笑)(笑)笑笑(´^ω^`)😄😄😄
最低でも失敗は1度ある。どの生き物だって同じ…。
失敗をさせてもらえなかった子供は自主性を失うぞ小さいころからの積み重ねで人は指示待ち人間になっちゃうのに
子供が子供を産むからそうなる^^
天才とは1パーセントの才能と99パーセントの汗である。
親子で予習くらいはしてから言ってるんだろうか?成功率を上げるためにも親子で実践なしでの予習くらいしてあげたら?
失敗を避けさせて育てた子供はまともな大人にならんぞ
親がバカだと子供も苦労するなw
成功だって「なんで成功したの?」って考えるんだし、失敗も「なんで失敗したの?」ってなるわけでしょ?なんでそんなに嫌なのかなあ。個人的には、していい失敗ならどんどんするべき
成功者が共通して言いたいのは、99パーセントの失敗を知らない者は、1パーセントの成功の価値がわからない、という事なのです
失敗してもそこから原因を考えることもまた重要なんだけどなぁ
「わたしは、決して失望などしない。なぜなら、どんな失敗も、新たな一歩となるからだ」(エジソン) 失敗に関する格言は山のようにある。どんな偉人も失敗で苦悩したって証だよ
失敗したくなければ何もしなければいいんだけどねー。失敗を笑い話に出来て一人前〜。
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