(画像は『芸能人格付けチェック』番組公式Twitterのスクリーンショット)
9日放送の『芸能人格付けチェック』(TBS系)の「プロとアマチュア」を聞き分ける問題において、回答者全員がアマチュアを大絶賛する事態が発生。
相手が世界で活躍する有名歌手だったこともあり、インターネット上が騒然となっている。
■難題すぎた「声楽」の問題
話題となっているのは、声楽部門の問題。回答者たちは世界的ソプラノ歌手とアマチュア歌手の歌声をAB順に聴き比べ、「プロの歌声」だと思うほうの回答室に入るというルールで実施された。
すると、回答者たちはこぞってBの歌声がプロの歌声だと主張。ゴールデンボンバーの鬼龍院翔は「Bのほうが発音に自信があったと思う」と発言。全問正解に期待がかかるX JAPANのToslも「Bですね」と自信を持って答えていた。
■まさかの展開に謝罪
他の回答者も全員がBを選択し、「音程の良さと心地よさはBのほうだった」「声帯の開き方が全然違う」などとBの歌声をこぞって絶賛し、皆が正解を確信していた様子。
しかし、正解はAがNYタイムズで「魂を震わせる歌声」と大絶賛されたソプラノ歌手・柴田智子さんの歌声。Bは、名門・桐朋学園大学大学院の特待生の歌声だった。
回答者を含め全回答者が不正解となる「逆パーフェクト」が達成される事態にスタジオは騒然。「間違った人は柴田さんに謝ろうよ」と持ちかけられ、出演者たちがカメラに向かって頭を下げる異例の事態となった。
■「放送事故では?」と視聴者騒然
自身もプロの歌手やミュージシャンであるはずの回答者たちが、「逆パーフェクト」を達成する珍事に、インターネット上も騒然。
世界的な評価を受けている歌手の評判を懸念する声もあげられ、「放送事故では?」「ご本人が気の毒」といった声が目立つ。
■「比較対象が問題」との声も
また、柴田さんは番組の中で「若い方は声帯がよく鳴って、素晴らしい声が出る。しかし、歳を重ねプロになっていくと、いかに思いを歌詞に乗せられるかが非常に重要になってくる」と、自身の歌声が世界で評価を受けているポイントについて語っている。
これについて、「比較対象が間違っていたのでは?」といった意見も。
「柴田さんとプロ同然の大学院生では評価のポイントがそもそも違う」といった声が目立ち、体力的な部分が表れる声量や高音の伸び具合で評価されがちな部分を嘆く声が相次ぐ。中には、「好みの問題」といった声も。
波乱の逆パーフェクトとなった今回。それだけ歌声を判断することは難しいようだ。
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(文/しらべぇ編集部・あまぐりけいこ)
(出典 news.nicovideo.jp)
<このニュースへのネットの反応>
NYタイムズが推すソプラノ歌手も大学院生も大体一緒って事だろ。素人からしたらこの2人の違いなんて分からない。芸能人なんて言っても、所詮TVに出てるだけの人間。
桐朋の特待生ならデビュー即スターダムの可能性もあるしなあ…アマつっていいのやら
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